人生は何が面白いのか考察する

人生について考えていきたい

反出生主義

こんばんは。

 

今日は

反出生主義の本を読みました。まだ序章だけれども。

反出生主義って聞いたことあるから気になっていたんだけれども。

 

結局、

人生は辛すぎる!こんな辛い人生に生み落すのはかわいそう!

子供は生まれたがってない!親は子供にこの残酷な世界に生み落す権利があるのか?

って主義らしい。

 

論文形式で語られてるんだけど、

さまざまな反論に意見を書いてるんだよね。

 

楽しい人生を送ってるやつもいるだろ!とか

生まれなきゃ楽しいこともなかっただろ!

とか

自殺しろってことか!お前がしろ!

みたいな

 

そんな意見に立ち向かって検討してく部分が面白い論文だと感じた。

 

で、今日その本を読んだことでまた新しい価値観というか、

思いもよらなかったことなんだけど、

生まれる価値はなかった。けれど生き続ける価値はある。

って書いてあるんだよね、。自殺を肯定しているわけじゃない。

 

毎日仕事してて、疲れたりメンタルがやられた時とか、

なんで生まれてきたんだろう、生まれて来る意味とかあったのかな

とか

生まれて来なければよかったって思ってしまうけど、

 

この本によれば

生まれて来なきゃよかったのは大正解!

生まれて来なかった人の意見は聞けないから生まれてきた人が良かった!っていうだけ!

って書いてて

 

ほーーーー!!

って思った。

 

生まれる意味はなかったし、この世に生まれたことは大変な不幸って述べてある。

 

正直、テロとかミサイルとかでこの世の中残酷だなって思ってたし、

差別も病気も障害も死ぬこともあるこの世の中で

みんな楽しそうに見えるから、俺がおかしいのかなって思ってたけど、

この本はそーゆーことを真剣に書いてあって楽しかったわ。

 

ま。俺が反出生主義になるかはわからんけれども。

 

ただ、生まれてしまった人に限っては、生き続けることが価値になるとも書いてるんだよね。

生まれてしまって、死には痛みが伴う。

家族や友達も悲しむって状況で、

生まれてじゃあどうすんの?

 

ってことに意識を向けてくれる良書なんじゃないかなー。

 

なんで俺生まれてきたんだろ。楽しいこともあるけど、悲しいことも多いし

孤独を感じることも多いよーーやだよーなんでーなんでなのーなんで生まれたのー

って思ってる俺に対する

一つの到達点だよね。

 

結論

生まれて来なきゃ楽だった!!!うぇーーい!!

 

うんうん。

 

で、ここからが問題だよね。

 

生まれてしまった。じゃあどうする?

 

そこに対する答えはこの本には載っていなかったんだよね。

大体は

 

人生に意味なんかない!じゃあ自分の好きなことしちゃおう!

人生とは愛を知ることである!とか

徳を積むこと!とかポジティブに生きよう!とか

ネガティブでも良し!とか仕事ができるといい!とか仕事に人生を捧げるな!とか

 

ちょっと著名な人の本を読むとそんな感じだよね。

 

ウメハラも羽生さんもホリエモン

他人の評価なんて気にせず、自分のやりたいことを

自分で判断してやろう!

っていうことを書いてたと思う。

自分のやりたいことをやればいい!って。

 

それも一つの到達点なのかなー。

 

やっぱり最終的にのこる問題は

俺は何がしたいんだ?

ってとこだよね。

生まれたことはまぁいいや。わかった。

でも、やりたいことをやれって言われても。。

 

やりたくないことはいっぱいあるんだけど。

 

やりたいことってなんだろう。

見たい景色、やりたい事、したい事、欲しいもの、行きたい場所。

自分のやりたいことを明確にできる人がやっぱり人生楽しんでるのかなーーー??

 

この人生で何か改善できることがあるとしたら、

やりたい事を明確にする。

この目標?が今のとこの到達点?

 

どう思う?